WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

NATIONALGEOGRAPHIC 2018.6

 

目次

 
海に流れ出るプラスチック
廃棄された大量のプラスチックが海へと流出している。問題を解決しようと各地で取り組みが始まった。  プラスチック4つの視点 プラスチック4つの視点 プラスチックにまつわる課題を「生き物」「健康」「アート」「削減」と4つの視点からレポートする。
 
タンチョウ
かつて絶滅が危ぶまれたタンチョウ。保護活動が実を結び、生息数が回復する一方で、課題も出てきた。 
 
消えた入植者たちの影
16世紀、英国から北米大陸に入植を試みた人たちが姿を消した。400年にわたる謎を考古学が解明するか? 
 
サッカーボールを追って
写真家の近藤篤が世界で出会った、ボールを追って心が満たされていく人々。
 
 

感想

 
今月号はなんと言っても「海を脅かすプラスチック 漂うレジ袋は氷山の一角」でしょう。
表紙のデザインからして秀逸。ぱっと見、それは氷山なのだけれど、よく見れば、それはスーパーのレジ袋だということがわかる。
世の中にはプラスチック製のゴミが、溢れかえっている。なかには、その寿命がわずか15分のものもある。
 
プラスチック製品を使わないという方法もあるが、リサイクルを確立するという解決方法もある。
 
その昔、日本のゴミの捨て方だって、誇れたものではなかったんだぜ。
 
インド、インドネシア、中国、フィリピン。プラスチック製ゴミの大きな供給源となっている地域でゴミのリサイクル・サイクルを確立するといいのよね。
 
分別されたプラスチック製ゴミをキロあたり10000円とかで買い取るビジネスが成り立てば、ごみ問題は一気に解決すると思うのよね。
 
あと「アラスカの野生は守られるか」。
 
地球の温暖化が進むと、夏の酷暑が増えると、出てくるのが北極圏開発の話。北極航路が生まれれば、経済活動が大きく変わるものな。
 
ただ、経済活動が、大きく変われば、自然がそのままであることはありえない。10世紀から11世紀にかけ、バイキングがグリーンランドや、アイスランドで農業や、畜産を行っていたと言うけれど、その頃は、そこまで自然を痛めつけることはなかった。
 
アラスカを始め、北極圏の自然はどーなるのだろ?そして、このあとやってくる寒冷期に人類はどーなるのだろう?とおもう。