発行元:ファクタ
感想
今月号で面白かったのは、こんな記事。
「中国最強電池CATLがパナ粉砕」
寧徳時代新能源科技ことCATL。設立は2011年だけど、2017年には車載リチウムイオンバッテリーの出荷量がパナソニックを抜いて、世界一になったのだと。
本社は香港。
17 年2 月期の売上高が199億元(3323 億円)、純利益が39 億元(651 億円)。
工場一つで25 ギガワット時の生産能力があるのだと。パナソニックの場合は4ギガワット時程度で、新工場でようやく6ギガワット時。
すごい会社が出てきたものですな。
「ポスト安倍候補がツイッターで力比べ」
ツイッターというかSNSがなかった時代、政治家の発言を耳にする・目にすることができるのはテレビ新聞ラジオ雑誌くらいだったものな。あと、リアルな演説会ね。
小泉進次郎が「メディア中抜きの時代ですよ。今は(報道を介さず)政治家が一人ひとりのスマホと直接つながる時代だ」と言ってますが、まさにそのとおりかと。そして、そんな時代の政治家としては河野太郎を推しますな、ワタシは。
「情報の幕藩体制を破れ GDPR後の日本の処方箋」
ヨーロッパというかEUでは「人間が介在せずにコンピューターシステム内に完結するならば侵害はない」という考えがだめで、コンピューターの自動処理による人間阻害こそを最大の驚異とみなしている、と。
「ネット課金愚鈍な日本の新聞」
アメリカやEUではニュースの有料コンテンツが一般的になりつつあると。FBにコンテンツを提供しても儲からないし、儲かるのはFBだけだって新聞社のはなしもあるけど、ニュースの質にちゃんとお金を払う人がデジタル上にも出てきたってことね。
「イーロン・マスクは生き残れるか」
累積赤字が54億なのね。こりゃ、キツイかもな。高給自動車メーカーがハイエンドEVに参入してきたしね。テスラの優位性が消えつつある。大量生産しようにも、その体制が作れなさそうだしな。
「キーマンに聞く! 第10 代日本大学総長 瀬在幸安氏」
すごいな。
日大アメフト部問題で日大のお偉いさんをどこも引っぱり出せなかったのに。アメフト問題ではないところに話が飛びそうだな。
「横領続出リーガルサポート」
成年後見制度の推進を謳うリーガルサポートがやばいのね。てか、世の中には食えない司法書士があふれてるのね。
そんな今月号を読んでいたら、こんな本を読みたくなりましたな。