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リンカーンのように立ち、チャーチルのように語れ 聞く者の魂を揺さぶるスピーチテクニック21

 

著者:ジェームズ・ヒュームズ
発行元:海と月社

 

目次

「クモ」が「ライオン」になる日
テクニック1 まずは「沈黙」
テクニック2 強烈な「第一声」
テクニック3 正しい「外見」 
テクニック4 先に「結論」
テクニック5 思い切って「短く」
テクニック6 差がつく「引用」
テクニック7 信頼を勝ちとる「数字」
テクニック8 スパイスとしての「視覚資料」
テクニック9 本物の「ウイット」
テクニック10 うならせる「たとえ話」
テクニック11 魅せる「ジェスチャー
テクニック12 失敗知らずの「原稿の読み方」
テクニック13 「詩」を語る
テクニック14 胸に刺さる「決め台詞」
テクニック15 流れを変える「質問」
テクニック16 絶妙な「強調」
テクニック17 威厳が増す「能動態」
テクニック18 「資金調達」のための語り
テクニック19 「スイッチ」を入れる
テクニック20 万雷の拍手を呼ぶ「締めくくり」
テクニック21 堂々とわが道を

 

感想

なぜ、スピーチが必要なのか?いや、上手なスピーチ、人をひきつけるスピーチが必要なのだ。

 

なぜか?

 

その理由は6ページに書かれている。

 

疲れを知らず、献身的で、細部にまでこだわって組織の構造を張りめぐらす、いわば「クモ型」リーダーの時代は終わった。AT&T社のハロルド・ジェニーンや、IBM社のジョン・エイカーのように、何本もの手を様々な方向に伸ばす経営理念スタイルは完全に過去のものだ。
昨今では個性を持つリーダーが勝つ。いま、企業というジャングルを生き抜いて頂点に上り詰めるのは、クモではなく「ライオン」だ。ふさふさのたてがみに大きな頭をしたライオンはパワーの象徴であり、その吼え声は聞く者を圧倒する。
クモからライオンになり、勝者となる者はみな、パワーみなぎる話し方のコツを習得している。

 

そうなのだ。
話し方、スピーチの方法が重要なのだ。

 

マネジメント層となり、大勢の前でスピーチをすることが重要なタスクとなった私にとっての指南書ですな。

ステージの上では、マイクの前では、役者に、なる。

 

その演じ方の詳しい方法は21のメソッドにまとめられている。

あとは、それを練習して身につけるだけですやん。

 

 

リンカーンのように立ち、チャーチルのように語れ 聞く者の魂を揺さぶるスピーチテクニック21

リンカーンのように立ち、チャーチルのように語れ 聞く者の魂を揺さぶるスピーチテクニック21

  • 作者: ジェームズ・ヒュームズ,James C. Humes,寺尾まち子
  • 出版社/メーカー: 海と月社
  • 発売日: 2018/01/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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