(写真:TOYOTAさんより拝借)
いや、むちゃくちゃ、かっこいいんですけれど。商用車好きというか、ツール≒道具のような自動車が好きの私にとっては、夢のような1台ですね。
このパネルバンなスタイルなんて、ヨーロッパの商用車のようでかこよすぎですよ。日本のルートバンともちがってよいですよ。ルートバンはルートバンでかっこいいんですけれどね。
TOYOTAは、2月18日に、フィリピンにおいてハイエースの海外向け新シリーズを世界初披露しました。
新シリーズは、刷新された専用プラットフォームをベースに、快適性、安全性を大幅に向上させるとともに、お客様の日常生活やビジネスに活用いただける優れた基本性能と高い耐久性を有しています。昨今、自動車市場が拡大し続ける新興国・地域においては、物流に加えて、観光用ミニバス、乗合バス等の乗客輸送の需要が拡大しています。ハイエースの新シリーズは、このような多様なニーズに柔軟にお応えするために開発されました。
今回のフィリピンでの発売以降、来年にかけて、新興国を中心とした国・地域に順次投入していきます。
なお、市場環境が異なる日本においては、従来モデルのハイエースを継続していきます。
フィリピンでお披露目というのが、いろんな想像を掻き立てますね。トヨタは最近、新興国向けに力入れてますからね。日本で復活したハイエースも、タコマ(USのミドルサイズピックアップ)ではなくて、Thailand製のハイラックスヴィーゴだものね。
そんな新型ハイエースの特長は
- 海外向けに新シリーズを開発
- 「働くクルマ」として、物流のみならず、送迎、観光、乗合バス等「乗客の輸送」を重視し、「バン」の他に「コミューター」と「ツーリズム」を設定
- 新型専用プラットフォームの採用とセミボンネット化により、基本性能や快適性を大幅に向上
- Euro NCAP5★に相当するクラス最高レベルの安全性
なのだとな。
何にでも使われるハイラックスなので、何にでも使えるようなボディスタイル(セミキャブだけれどな)にしてるのね。セミキャブベースでコミューターにも使えるような仕様にしてあるから、ショートボディでも全長が5メートルオーバー。とはいっても、日産がUSで販売しているNV3500よりはコンパクトだけれどね。
あと、エンジンにハイブリッドが用意されていないのがびっくりですね。新興国向けだからですかね。エンジンは1GD(2.8リッター、ディーゼル)、7GR(3.5リッター、ガソリン)を設定なのですよね。ランクルと同じで燃費よりも壊れないことが最優先されるクルマですからね。複雑なハイブリッドのシステムよりも、粗悪な燃料でも確実に動くエンジンのほうが優先されたのでしょうね。
で、ハイエース。
現行モデルの200系が登場したのは2004年。もう、15年も経つのですと。そろそろフルモデルチェンジの時期なのです。
なので、このハイエースが300系として登場してくるんじゃないかと。
ボデータイプ | ショート・標準ルーフ |
---|---|
全長 | 5,265mm[+570] |
全幅 | 1,950mm[+255] |
全高 | 1,990mm[+10] |
ホイールベース | 3,210mm[+640] |
全長、全幅、ホイールベースと現行モデルよりもかなり大きくなっていますが、日本仕様だけ更に短いボディが登場するんじゃなかろうでしょうか?
しかし、それでもでかいかなぁ。4ナンバーというか、5ナンバーボディじゃないと辛いよねぇ。日本の現場だと。
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