WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

ナビカーズ vol.36

発行元:ボイス・パブリケーション

 

感想

大特集は「音楽、クルマ、ひと。」
また、この特集名だけ見て「同じようなことしてる」とか「NAVIを語るな」とか「鈴木編集長に謝れ」とか、騒ぐ方々がいそうですね。

 

ワタシも、一瞬、そう思いました。
でもね、読んだら違いましたよ。クルマに対する愛情と、音楽に対する愛情が、ヒシヒシと伝わってくる。

 

それは、べつに編集長がバンドをやっているからではない。

取材対象の方々が、心から音楽と、クルマを愛しているからですな。

よく見つけたものです。こんなにたくさん。

 

そして、フラワーカンパニーズのインタビュー、最高です。FLOWER COMPANYZ良いです。最高のライブパフォーマンスを見せるフラカンと、その機材車であるハイエース。それも、スーパーGLではなく、グランドキャビン。キレイでもなければ、高級でもない。スーパーカーでもなんでもない、フツーのハイエース

 

そのハイエースについて熱く語るメンバーと、温かみ守るメンバー。ぼろぼろボコボコのハイエースだけれども、愛情だけは溢れるほどに注がれている。

このハイエースフラカン、5人目のメンバーなんだよな。

チョーかっこいいよ。


深夜高速 / フラワーカンパニーズ

そして、わかった。新しいNAVIことナビカーズが目指しているのは「10年10万キロストーリー」なんだよな。
フツーの車に注がれる、溢れんばかりの愛情。昔のNAVIではオマケの企画だった「10年収10万キロストーリー」を、ナビカーズではメインにしたいんだろーなと感じましたわ。

 

 

 

10年、10万キロストーリー。〈2〉別れられない理由はなんですか? (Navi books)

10年、10万キロストーリー。〈2〉別れられない理由はなんですか? (Navi books)

 

 

 

 

 

10年10万キロストーリー〈4〉 (ナビブックス)

10年10万キロストーリー〈4〉 (ナビブックス)

 

 

まぁ、そんな世界が気に入らない方々もいるでしょうが、そんな方々にはGQをオススメしますよ。往年のNAVIにかなり近いもの。

 

で、今月号を読んでいたら、なぜかロータスエリーゼが欲しくなった。なぜだろう?なぜかしら?ワタシ自身が、まったくライトウェイトでないのにね。

 

そんな今月号を読んでいたら、この本が読みたくなりましたな。

 

 

アルトのボンネットバンこと、ボンバンが流行りだした頃なので、当時の軽自動車って、みんな商用登録なのでは?と思ってしまうのですが、まぁ、それは読んでからのお楽しみですな。