カンマニのWEB銭

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さん「カンマニ」が綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2018.06.18

発行元:日経BP

 

感想

大特集は「富裕層はどこへ行った?幻想の消費回復トリクルダウン」


まず、富裕層の定義。
国税庁が発表するデータでは、年収一億円以上の人が約2万人(2016年)なのだそうな。
で、その年収一億円以上の人はどんな人なのか?というと、京都大学名誉教授の橘木氏と甲南大学の森教授による調査と、ランドスケープが独自に行っている調査が詳しいのだと。
日本の富裕層の大半は企業オーナー、医師、地主になり、それぞれ57%、16%、12%なんですと。
ワタシの周りにいる富裕層がまさにそうなので、思いっきり納得できますね。

 

で、なんでトリクルダウン的なことが起きないのか?というと、「富裕層が欲しいと思えるような新たな高額商品やサービスがない」ということと、「主な富裕層は生まれたときからの富裕層なので、派手にお金を使うことに嫌悪感がある」かならのですな、と。 

 

これも、納得できますね。
生まれながらの富裕層で、先祖代々富裕層だと、富裕層である認識がないので、けっこう質実剛健な生活をしている、と。
そういう方々にとっては、派手に金を使うことよりも、次世代に金を残すことのほうに興味があるから、と。

 

これも納得できますね。

そして、お金を派手に使うのは、成り上がってきた人と、富裕層一歩手前な方々と。
これも納得できますね。
富裕層向けのメディアって、富裕層は見ないのよね。個人的なネットワークが出来上がっているので、メディアに頼る必要がないのよ。富裕層向けメディアを頼るのは、富裕層に個人的ネットワークがない、成り上がってきた系な方々と、富裕層一歩手前な方々なのよね。

 

 
で、そんな今週号で他に面白かった記事。

 

「カジノが地方を救うか?」
いや。。。無理じゃなかろうか?マカオや、ラスベガスのように、街全部、まるごとなら話は多少変わってきますが、そうじゃないしなぁ。少し派手なパチンコ屋さんができるくらいで対して変わらないんじゃないかと。パチスロや、パチンコの景品交換所が、お店の赤にあるようなイメージにしかならないかと。だって、カジノでギャンブル以外のアトラクションが語られないんだものな。ラスベガスには、カジノ以外もあるのよ。

 

神戸製鋼東京地検特捜部が家宅捜査 不正連鎖で招くトランプの圧力」
なんか、アメリカが悪い!トランプが悪い!って話で進んっでいますが、不正をした神戸製鋼や、スバルがダメなんじゃないかと。とりあえず、不正が発覚したら、一気にたたむようにしないと大炎上するからね。タカタのように。

 

「ペット参入、パソコン買収…レッドオーシャンに挑むシャープ」
なんで、そんなレッドオーシャンに参入するんだよ!って論調ですが、それよりも何よりも、経営陣が入れ替わったら黒字化して、立ち直ったという事実の方に目を向けたほうが良いと思います。「テレビの一本足打法じゃないか」って声もありますが、いままでの経営陣では、その一本足打法すら無理だったので。

 

「民泊新法施行前に 大混乱呼び込んだ行政の不手際」
いや~国が変な規制をかけちゃダメでしょう。最低限の法律にしなきゃな。で、民泊を規制するのであれば、都道府県とか、市町村単位にすれば良いのよね。国で一括にする必要はない。民泊ばかりでワイガヤの場所もあれば、ワイガヤ一切なしの高級リゾート地があってもよいわけで。それは、国が決めるのではなく、その地に住んでいる住民に選んでもらえばよいのですよ。

 

「ママ会、映画鑑賞、楽器演奏…カラオケ店からカラオケ消える?」
カラオケが歌えるってことは、個室自体がある程度、防音になってるからね。楽器の練習や、映画鑑賞する場所として提供するのは、とても良いかと。場所が詩という発想がよいね。そして、個人的には「会社の飲み会1次会から」カラオケボックスというのがおすすめですな。カラオケボックスであれば、どんなに会社の悪口言っても大丈夫だしw

 

「ポスト・クラウドを巡る攻防」
この発想はすごい。IoTだ、AIだというと、やれビッグデータたということになり、ビッグデータと相性良いのはCloudだよね、となりますが、ここに切り込んだ企業がある。米エクスノア・ドット・エーアイ(XNOR.AI)。同社は超低価格の機械上で動作する機械学習アルゴリズムを開発しているのだと。Raspberryの上でもサクサク動くようになれば、Cloudに大量データを貯めておく必要がなくなるという。この会社に要注目だな。

 

「米ウォルマートの大盤振る舞い」
これもよいね。米フロリダ大学など社会人教育に定評のある3つの大学の社会人向けオン・ライン課程の補助をしてくれるんだって。1日1ドル支払うと、学費や、書籍代などのコストを会社が負担してくれるんだって。
良い人を確保するための施策だとな。「こんなことしないで、直接金をくれよ」という人には来てほしくなくて、逆に「これによって人間力アップしました!」ってヒトを確保したいんだろうな。
素敵な取り組みだ。