著者:当摩節夫
発売元:三樹書房
目次
■「ダットサンフェアレディ」に捧ぐ 日置和夫 3
■はじめに/ 5
ダットサン・スポーツカーの歴史
第1章 戦前のダットサン 6
第2章 初期のダットサン・スポーツカー 16
第3章 SP/SR型フェアレディ 20
カタログでたどる ダットサンフェアレディ
戦前のダットサン
ダットソン号/ 34
10型(1932年)/ 35
11型(1932年)/ 36
12型(1933年)/ 36
13型(1934年)/ 38
14型(1935年)/ 40
15型(1936年)/ 41
16型(1937年)/ 43
17型(1938年)/ 46
ダットサン スポーツ DC-3型(1952年1月発売)/ 47
ダットサン スポーツカー S211型(1959年6月発売)/ 50
ダットサン フェアレディ SPL212型(1960年1月発売)/ 54
ダットサン フェアレディ SPL213型(1960年10月発売)/ 56
ダットサン フェアレディ 1500 SP310型(1962年10月発売)/ 58
ニッサン シルビア CSP311型(1965年4月発売)/ 68
ダットサン フェアレディ 1600 SP311型(1965年5月発売)/ 75
ダットサン フェアレディ 2000 SR311型(1967年3月発売)/ 75
フェアレディ2000/1600の広告/ 116
オーナーズマニュアル/ 121
米国日産で制作された広告用版下/ 124
■年表/ 129
■フェアレディ/シルビアの生産台数/輸出台数/ 133
■スペック一覧/ 134
■日産自動車のルーツ/ 136
■参考文献/ 137
■あとがき/ 138
感想
三樹書房だからこそ出すことができた本ですな。
ニッサンが誇るスポーツカーである「フェアレディ」の歴史を、その誕生から記した本。なのでサブタイトルが「日本初のスポーツカーの系譜1931〜1970」なのですわ。
すげぇ、資料性が高い本。
1931年に発売された10型から、きっちりかっちり掲載されているのですわ。
「フェアレディ」なので「Z」ではなく、収録されているのはSP/SR型がメイン(ってか、そればかり)なのですけれど、生産台数の88%が輸出されたというだけあって、アメリカや、オーストラリアのカタログまで掲載されているのが素敵ですわな。
スカイラインはプリンスが開発したスポーツセダンなわけですから、ニッサンが開発したスポーツカーはフェアレディである、と。ZとGT-R。その子孫が両方とも残っているのが、ある意味すげーな。
そして、この本を読んでいると、Zが欲しくなるわけですよ。
それもロードスターで。
ダットサン/ニッサン フェアレディ―日本初のスポーツカーの系譜 1931~1970
- 作者: 当摩節夫
- 出版社/メーカー: 三樹書房
- 発売日: 2016/12/22
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る