著者:中沖満
発売元:グランプリ出版
目次
第1章 量産自動車メーカーの誕生と戦前のトラック
第2章 戦後の混乱からの脱出(1945~59年)
第3章 4大メーカーによる多様化の時代へ(1960年代)
第4章 排気・騒音規制のなかの高性能追求(1970年代)
第5章 空力・電子制御・経済性の追求(1980~90年代初頭)
第6章 構造不況といわれるなかでの技術革新(1990年代~現在)
感想
乗用車と違い、トラックは国策に左右された乗り物だったわけで、「お国のために」と補助金までばら撒かれ、帝国陸軍のために生産された国産トラック。そんな歴氏から始まる本書。
紆余曲折あったけれど、国内の4大トラックメーカーといえば、日野自動車、いすゞ自動車、三菱ふそうに、日産ディーゼル。
日産ディーゼルはUDトラックになり、日野自動車はトヨタの子会社になり、三菱ふそうは三菱自動車とは関係のない会社になり、まぁ、色々あったわけですな。
でも、やはり、個人的にはUDトラックだな。川口から生まれた埼玉のトラックメーカー。いまや、VOLVO系列だけどな。そんな埼玉生まれのトラックメーカーに勤めたいな。
なんの理系スキルもないけれど。
そーいや、この本の著者がすごい。
昭和23年にわたびき自動車工業株式会社入社。塗装職人として34年働いた後に、昭和58年よりフリーのライターとして活躍
だとな。
ワタシだって、頑張ればかわれるはずだw
タイトル:国産トラックの歴史
著者:中沖満
発売元:グランプリ出版
おすすめ度:☆☆(すごい本ですやん)