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マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

仕事ができる社員、できない社員

著者:吉越浩一郎
発売元:三笠書房

 

目次

1章 こんな「考え方」ができる人
2章 こんな「習慣」がある人
3章 この「能力」を持っている人
4章 この「仕事の基本」を守る人
5章 この「要領」をつかんでいる人
6章 こんな「性格」をしている人
7章 こんな「価値観」で動く人

 

感想

 

あのトリンプの元社長が記した「使える社員・使えない社員論」

けっこう賛同できるポイントがあります。

 

まずは1ページ目

 

たとえば仕事ができる社員は早く失敗に気づくことの重要性を判っています。だから判断することや、行動することをためらいません。

 
だよね。
挽回するなら、速いほうがいい。でもって、早い段階で「ダメだ!」って分かるためには、ものすごい情報収集力と、情報解析力が必要なわけですよね。

 

で、つづいて24ページ

 

もし、社員として十分な成果を上げて会社に貢献していても、それに対して相応の評価をしてもらえないのであれば、それは会社を辞めなさいと言われているのと同じです。正しく評価されない会社に勤め続ける必要はありません。


29ページ

 

人間は逆境にあるときに育つものです。


そう思います。
逆境の時ほど、逆境を抜けだそうと頭を使いますからね。で、頭をつかう回数が多ければ多いほど、人間は育つわけですよ。あと、逆境が好きなだけのマゾ体質じゃダメってことね。

 

あと46ページ

 

本当に身につけるべきは普遍的な能力です。


同じく46ページ

 

いざ転職となったとき、技能として特筆できるものを持つ人がどれほどいるでしょうか

 


あと123ページ

 

仕事が出来る人は、例外なくデッドラインを積極的に自分に課せる人なのです。

 


そーなんですよね。
仕事が出来る人っていうのは、仕事の最終型が分かっている人だから、そこから逆算して、どんどんどんどんデッドラインを設定できることができるのですよね。で、そのデッドラインはすべてステップを踏んでいたりするのですよね。だから、進捗が分かりやすい。

 

あと153ページ

 

人脈と呼べる間柄にある2人はギブ&テイクの関係に立っていることが基本です。

 


とか

 

あと、220ページ

 

元来、優秀なリーダーは仕事の話は仕事の場で完結させ、それで十分にチームワークを創り上げることができるからです。

 


だよね。
仕事ができない上司ほど、飲みニュケーションを重要視したりするわけで、そして、そんな飲み会の関で仕事の話しかしないので、超つまらないわけですよね。

 

いろいろ教えてもらうことが多い本でしたな。

 

そして何より驚いたのが、この人、ドイツはハイデルベルグ大学に留学していたってことね。

 

 

仕事ができる社員、できない社員

仕事ができる社員、できない社員

 

タイトル:仕事ができる社員できない社員
著者:吉越浩一郎
発売元:三笠書房
おすすめ度:☆☆☆☆☆(すごい本ですわ)