カンマニのWEB銭

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さん「カンマニ」が綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2018.09.03

発行元:日経BP

 

目次

 

大特集は「アマゾンは怖くない 選ばれる小売」
特集の中でジャスパー・チャンが語っているけれど、アマゾンはテクノロジー企業であり、顧客に対して世界で最も多い選択肢を提供しているだけなんだよね。
この土俵でECを作るから、負けてしまうんだよね。ってか、この発想でリアル店舗を作るから、だめなんだよね。
生き残りの突破口として紹介されている「モノを売るより、体験を売る」ことが、アマゾンに負けない小売の戦い方なんだと思うんだよね。

だって、アマゾンは「探しやすい検索体験」を提供することはできるけれど、リアルな購買体験は販売できないから。

その昔、少なくとも80年代まで、百貨店というのはアミューズメントスポットだったんだよ。月に一回、下手したら年に数回しか足を運べない場所。そこではお買い物をするだけでなく、「買わないけれど世界中から集まった素敵なもの」を見ることができ、美味しい食べ物を食べて、遊んで帰ってくる。

そういう場所だったんだよね。

それがいつの間にか、単なる買い物をする場所になっちゃった。
楽しくもなんともない。
品揃えもそこまでもない。

そりゃ、わざわざ、通わないよ。買い物をしないよ。


そんな今週号で面白かった他の記事。

「大倉忠司社長の うぬぼれてなんぼ」
鳥貴族の秘密がここには書かれていましたよ。
効率化をするところはするけれど、効率化をしないところはしない。
鳥貴族はセントラルキッチンではなく、各店舗で焼き鳥の串打ちをしてるんだってな。
でも、炭火で焼くのではなく、グリルで焼く。
鶏肉は鮮度が命なので、鮮度が最も良くなるようなオペレーションを組んでいる。
そして、値引きや、キャンペーンは行わない。いつでもエブリディロープライス。そうしないと、鳥貴族の凄さが伝わらないしね。
で、大倉社長が考える「強い事業」の作り方で
・業界の「常識」を疑う
・「やること」よりも「やらないこと」を明確にする
・時流に左右されない「ベーシックな価値」を磨く
っていう考え方に、思いっきりうなずきますな。