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抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心

著者:青木理
発売元:講談社

目次

■第1章 朝日バッシングに異議あり
■第2章 歴史を破壊する者たちへ

■第3章 全真相 朝日新聞慰安婦報道」
■エピローグにかえて――外岡秀俊氏との対話


感想

この版元が朝日新聞出版だったら笑えたのにね。

福島第一原発の吉田調書と、慰安婦問題の吉田証言の訂正会見にまとわるいろんなことの、言い訳。

 

としか、ワタシには思えない。

 

慰安婦もいたし、福島第一原発の事故が世界的な大災害であることも否定しないし、どちらも日本政府に責任があることも認める。

 

そして、この本の中でたくさんでてくる、新聞だって間違えるとか、記憶が曖昧だというのも、そのとおりだと思う。

 

けど、日本中が朝日新聞に、怒っている。別に、ネトウヨとこの著者と、朝日新聞がバカにするクラスタだけが、怒っているわけではない。

 

なぜか?

 

この本読んで、よくわかった。

 

記憶が曖昧、記憶にない、すこしのまちがえ、間違ったことの訂正。。。

これらをソモソモ許さないのが、朝日新聞なんだよな。

 

記憶が曖昧、記憶にない、すこしのまちがえ、間違ったことの訂正。。。

 

これ、自民党の政治家の話だったら、朝日新聞は鬼の首をとるまでがんばったであろう。てか、頑張るし、そういうことやりまくっていたし。

漢字の読み間違えとか、そういうので、鬼の首を取ったように大騒ぎするのが朝日新聞じゃないですか。

 

って、ことだな。

 

いや、それは政治家だから、なんて反論が来そうだけれど、新聞やマスコミだって、何番目かの権力じゃないですか?と、突っ込みたくなる。

 

それがよくわかった本だな。

 

 

抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心

抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心