編著:お金の特別講義プロジェクト
発売元:ダイヤモンド社
目次
はじめに 人生とはお金である?
1時間目 藤野英人先生に学ぶ「人生」と「投資」の話
2時間目 渡邉賢太郎先生に学ぶ「金融」と「信頼」の話
3時間目 板谷敏彦先生に学ぶ「お金の歴史」の話
4時間目 岩瀬大輔先生に学ぶ「借金」と「保険」の話
5時間目 内藤忍先生に学ぶ「投資家」と「資産運用」の話
6時間目 竹中平蔵先生に学ぶ「お金」と「人生」の話
感想
ダイヤモンド社の本ですが、『インベスターZ』公式副読本というのが、サブタイトル。
そんなわけでして、マンガと同じように面白く、すぐ読めてしまう本です。
本の内容としては、金融・投資関係で名のしれた方々が「お金とは?」をわかりやすく教えてくれると言う作りですね。
登場してくれるのは、こんな方々とこんなお話。
・藤野英人先生に学ぶ「人生」と「投資」のお話
・渡邉賢太郎先生に学ぶ「金融」と「信頼」の話
・板谷敏彦先生に学ぶ「お金の歴史」の話
・岩瀬大輔先生に学ぶ「借金」と「保険」の話
・内藤忍先生に学ぶ「投資家」と「資産運用」の話
・竹中平蔵先生に学ぶ「お金」と「人生」の話
いろんな先生の話に共通することは、お金は手段であり、道具であるということですね。お金は何かの目的を達成する為の手段である、と。お金事態が人生の目的になってしまうと、超つまらないよ、と。あと、お金というのは信頼の度合いをわかりやすく表したものだということでしょうかね?
そんなお金に振り回されていると、『闇金ウシジマくん』の世界になってしまう、と。お金に振り回されて、つまらない人生となってしまう、と。お金は何かを我慢する対価となってしまう、と。
かんたんに読めちゃう本ですが、かんたんに読めるからこそ、いろんな人に読んでほしい本ですな。
そんな本書の中で一番心に刺さったのはこれ。
これからの時代の、幸せなお金持ちってどんな人のことでしょうか。私は、楽しんで「共有(シェア)」できることは一つの条件だと思います。成功している投資家は、自分の財産を増やすためだけに、投資をしていません。
これ、渡邉賢太郎さんの言葉ですな。
ワタシも誰かを楽しませるために仕事しようと思いますもの。
タイトル:16歳のお金の教科書
編著:お金の特別講義プロジェクト
発売元:ダイヤモンド社
おすすめ度:☆☆☆(ですな)