目次
第1章 一流の企画者になるには―「無理」にワクワクできれば企画者になれる
企画者としてのメンタリティーと身に付けておくべき基礎テクニック
第2章 「ヒット企画」と「普通の企画」の違い
企画は熱を放ったとき初めてヒットする 受け手が熱狂し興奮するための手法
第3章 天才型でなくてもアイデアマンになる方法
新しいアイデアは他人と同じインプットからは生まれない インプットは質と量どちらも大事。そして質は意外なところに落ちている
第4章 大ヒット企画を生むための逆転思考
「ひっかかり」「マイナスの感情」をうまくコントロール出来たとき、大ヒット企画は誕生する
第5章 アイデアよりも大切な「実現力」の伸ばし方
アイデアは企画化し、実現して初めて価値を生む そのためには「バカ」と「根性」が必要
感想
我が大学の先輩、鈴木おさむの著書。コンセプトは「どうやって僕は企画を立ててきたのか?」ですな。ちなみに、サブタイトルは「渾身の企画と発想の手の内すべて見せます」ですな。
本の作りとしては、鈴木おさむが新企画を発表し、その新企画の考え方を紹介するという作りになっておりますわ。まぁ、みなさん、その新企画の方に目が行ってしまうのでしょうな。そんな読者を想定してか、幻冬舎からこんな注意書きが掲載されております。
本書に掲載されている「新企画」をビジネスでご利用になりたい方は、下記までご連絡をお願い致します。
そんな企画自体もワクワクするほど楽しいのですが、やはり、企画の立て方というか、企画の種の見つけ方が秀逸。
「自分がワクワクするか?」を大切にする
情報が一定量を超えると脳が検索エンジンとして機能し始める
自分の好みではなく他人の好みで映画を選ぶ
普段手に入らない情報は雑誌から得ることができる
話をすべきは「普段かかわらない人」
見るだけではなく、参加できる仕掛けを考える
人が隠したいことこそ魅力的なコンテンツになる
最終的に皆をハッピーにすることが企画のポイント
奇跡的な企画を実現するためには一回バカになることが必要
失敗に終わったトライが次の企画の成功要素となることがある
10人中10人が面白いという企画はつまらない
自分の「苦手」を客観視することで企画のヒントになる
やはり、すごいわ、鈴木おさむ。
そして、明治学院大学って、しーるずみたいな独りよがりで他の意見を一切認めないファシストもどきよりも、鈴木おさむや、福野礼一郎とか、木村和久だよなぁ。賢いけれど、本流にはなれないwでも、金儲けはうまいと。
基本的に明治学院は何でもありなんだよな。見た目も、考え方も、政治的思想もバラバラでよい。それでも、共通のなにかががれば仲良くなれる。そんなTHE ALFEEのような世界なんだよな、と再確認。