著者:大石哲之
発売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
目次
第1章 コンサル流話す技術
(結論から話す;Talk Straight 端的に話す;数字というロジックで語る;感情より論理を優先させる;相手に理解してもらえるように話す;相手のフォーマットに合わせる;相手の期待値を把握する;上司の期待値を超える)
第2章 コンサル流思考術
(「考え方を考える」という考え方;ロジックツリーを使いこなす;雲雨傘 提案の基本;仮説思考;常に自分の意見をもって情報にあたる;本質を追及する思考)
第3章 コンサル流デスクワーク術
(文書作成の基本、議事録書きをマスターする;最強パワポ資料作成術;エクセル、パワーポイントは、作成スピードが勝負;最終成果物から逆算して、作業プランをつくる;コンサル流検索式読書術;仕事の速さを2倍速3倍速にする重点思考;プロジェクト管理ツール、課題管理表)
第4章 プロフェッショナル・ビジネスマインド
(ヴァリューを出す;喋らないなら会議に出るな;「時間はお金」と認識する;スピードと質を両立する;コミットメント力を学ぶ;師匠を見つける;フォロワーシップを発揮する;プロフェッショナルのチームワーク)
感想
ガッツリとアクセンチュアの教育プランが説明されている本ですな。会社にまともな教育プランがない場合、この本はものすごく役に立つ。
しかし、著者がいうように、これと言って目新しいことは何も書かれていない。それだけ、ベーシックで、王道を行くということなのだろう。
Point=結論、Reason=理由づけ、Example=具体例、Point=結論の繰り返しで、説明をおこなう
とか、
相手の期待値を超え続けることがビジネスの基本
とか、
上司の期待値を、こえるには①その仕事の背景や目的②具体的な仕事の成果のイメージ、③クオリティ、④優先順位・難易度をしっかり確認する
とか、
アウトプットから逆算してスケジュールをたてる
とか
パワポは1枚1メッセージ
とか
議事録には決まったこと・決まらなかったこと・確認が必要なこと・次回に向けてのToDoを書く
とか
時間をかけないといいものはできない、は嘘。スピードを追及すると、質も上がる
とか。
ベーシックだけれど、良いことがぎっしり書かれている。
当たり前のようだけれど、この本に書かれていることを1つづつ、身につけていこうと思うわ。
タイトル:コンサル一年目が学ぶこと
著者:大石哲之
発売元:ディスカヴァー・トゥエンティワンおすすめ度:☆☆☆☆☆(素敵なビジネス書ですな)