WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

考える力をつくるノート 強く生きるヒント9 すぐに実行できるのに誰も教えて

発売元:講談社

 

目次

Prologue--世の中には、考える力をつくるノートが存在します。

Lecture1「自分を変えられる」人は強い
1日24時間冴え渡るには?--脳科学者 茂木健一郎
Lecture2「こだわらない」と結果がでる
「流される」から遠くに行けるーークリエイティブ・ディレクター 箭内道彦 Lecture3「頭がいい人」の考え方とは?
「自分の頭」で問題解決する「地頭力
      -- ビジネスコンサルタント 細谷功
「最小の労力」で「最大の成果」をあげる方法ーー「仮説思考」
     --早稲田大学ビジネススクール教授 内田和成

Lecture4 「脳が冴える」生活リズム
 脳にいい生活習慣とは?--脳神経外科 築山節 

Lecture5「その他大勢」から抜け出す思考術
「ぬるま湯」から出なさいーー伊藤忠商事相談役 丹羽宇一郎
 世界で通用する、あなたの「ブランド」のつくり方
            --藤巻兄弟社代表取締役社長 藤巻幸夫
努力する方向を、間違えてはいけない!
           --新規事業プロデューサー 小山龍介

Lecture6 「強い心」を手に入れる
 生き延びるための心理学ーー精神科医 香山リカ

 

感想

いや、良い本だね。
人間、どーすればよいのか?迷っている時には、こういう本を読むべきだな。

内容はいろんな業界の著名人が「使うなら、あたまはこう使え」と教えてくれる。

執筆するのは

茂木健一郎
箭内道彦
細谷功
内田和成
築山節
丹羽宇一郎
藤巻幸雄
小山龍介
香山リカ

 

どこから読んでもグサグサ刺さるけど、特に刺さったのが、細谷功さんのところ。

ネットが発達し、やれ、AIだと言われている時代に知識量だけを誇っても意味がない。

 

これからの時代は「その情報からどれだけ深く物事を考えられるか」「付加価値をつけられるか」で大きく差をつけることが求められている

 

とな。

そういう頭の力を、細谷功さんは地頭力と読んでいる。

で、地頭力をつけるには

仮説思考力ー結論から考える
フレームワーク思考力ー全体から考える
抽象化思考力ー単純に考える

ことがベースになっているのだと。

で、地頭力をつける3つの心得が
①締め切りを作りましょう
②人に頼るのは、やめましょう
③「必ず、思い込みはある!」と認識しましょう

 

ですとな。

ちなみに、地頭力が育ちやすい環境は

中小企業
新興企業
悪い上司の下
未整備の教育環境
前例も手本もない世界

とはコレまた厳しい世界だなw

 

 

すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート (KEIO MCC Intelligence Series)

すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート (KEIO MCC Intelligence Series)

 

タイトル:考える力をつくるノート
発売元:講談社
おすすめ度:☆☆☆(ですやん)