発行元:日経ナショナルジオグラフィック
目次
【特集】
●宇宙飛行士たちが見た地球:
人間が宇宙を初めて訪れてから60年ほど。これまでに日本人12人を含む556人が宇宙飛行をしてきた。宇宙から地球を見て、彼らは何を考えたのか?
野口聡一 美しい地球を次の世代へ
シリーズ 鳥たちの地球
●鳥たちのはるかな旅:
渡り鳥がたどるルートがわかってくるにつれて、人間の活動が鳥たちの旅を妨げている実態も浮かび上がってきた。
特製付録:渡り鳥 旅の軌跡
●巨大湖が消える日:
温暖化や水の使い過ぎが原因で枯れつつある世界の湖。その恩恵を受けてきた動物や先住民に未来はあるのか。
●シリア戦禍の街に生きる:
アサド大統領の政府軍と反政府武装勢力との戦いによって国土が破壊されたシリア。戦火がやんだ北部のアレッポには疎開先から住民が戻りつつある。だが、失われた日常を取り戻すのは容易ではない。
●フォークランドの自然:
紛争や牧羊で知られるフォークランド諸島では、保護活動によって野生生物や自然がよみがえってきている。
●愛しき最果ての村:
若いロシア人女性が、自分のルーツを探ろうと、厳しい自然とともに生きる、遠いシベリアの村を訪れた。
個人的な感想
大特集は「宇宙から見つめる地球」ですな。
今月号で一番心に刺さった特集は「湖が枯れてゆく」ですな。
湖好きな私としては、ものすごく心が痛い。
ボリビアのポーポ湖、イランのウルミア湖、アメリカのグレートソルト湖、タンザニアのタンガニーカ湖。
海と並び母なる水である湖を我々は、迫害しつづけてしまったのですな。
アラル海のように、復活させることはできないのかしら?
あと「シリア 戦禍の街に生きる」ですな。
反政府組織が、拠点にしていたアレッポ。政府軍の激しい攻撃にさらされた街だけれど、平和が取り戻された、と。
壊滅状態になった街に平和と日常が戻るのは良いな。
それより戦争がないのが一番だ。
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- 作者: ナショナルジオグラフィック
- 出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社
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タイトル:ナショナルジオグラフィック 2018.3
発行元:日経ナショナルジオグラフィック
おすすめ度:☆☆☆☆(よいね)