ワタシ、デジタルマーケの仕事をしていますが、今から20年ほど前、新社会人生活は弱小出版社の編集者(と情シスっぽい仕事)で、はじめたのですよ。
で、なんで編集者になろうとしたのか?
というと、自動車雑誌の編集者になりたかったから。
でも、その自動車雑誌とは、F1や、スーパーカーや、輸入車ではなく、四輪駆動車を扱う自動車雑誌の編集者。
マニアックだなぁ~と、我ながら思う。
パリ・ダカールラリーや、キャメルトロフィー、パイクスピーク・ヒルクライムに、BAJA1000といった土臭いレースが大好きなのですよ。だから、四輪駆動車を扱う自動車雑誌の編集者になろうとしたのね。
1990年 第12回 パイオニア パリ-トリポリ-ダカールラリー
900馬力!エスクード!パイクスピーク,ヒルクライム!コースアウトできません。グランツーリスモ!CRAZYな車達!SUZUKI,street race, drift
50th Anniversary of the Baja 1000
しかし、時は流れ、時代に流され、今のワタシはデジタルマーケティング屋サン。ワイヤーフレームと言うよりも、ラフって言ったほうがしっくり来るんだけどなぁ。。。と思ったりする今日このごろ。
現行ジムニーが生産終了となったというニュースを耳にして、ちと、センチメンタル・ジャーニー。
まだ、何も知らなかった小学校高学年の頃ですね。
「オレの未来の愛車はジムニーなんだから!それもアメリカモデルのSAMURAIなんだから!」とフンガフンガ言いながら、ノートの片隅にイラストを書いていた時代を思い出します。
今までちゃんとした愛車にしたことないので、いつかはジムニーを愛車にしたいものですね。とはいえ、ジムニーはハイエースと並ぶ「上がりのクルマ」と言われているので、もうちょっと他の車でカーライフを楽しんだあとでしょうかね?
で、ジムニー。
知っている人はしっているかも知れませんが、もともとホープ自動車のホープスターON型というモデルが原型だったりするのよね。で、ホープ自動車から、このクルマの権利と仕組みを買い取ってジムニーとなった、と。
かなり話を端折っていますがw
この時の交渉をリードしたのが、スズキ自動車会長の鈴木修さんだったのですね。
コンパクトっでありながら、世界屈指の悪路走破性を誇るジムニーは、地球上のありとあらゆるところで、活躍している自動車なわけですよ。
「ジムニーじゃなければ走れない」という熱狂的なユーザが世界中にたくさんいるのですよね。
ちなみに、スズキ自動車において「もっともモデルチェンジが難しいクルマ」と言われているそうな。
それくらい、世界中から注目が集まっているということですな。
でも、スズキ自動車のナカノヒトは、そのプレッシャーを楽しんでいるのかも知れませんね。ジムニーの公式動画、とんでもないですw
オフロードをメインとしている、それこそジムニーと並び称される悪路走破性能を持つランドクルーザーや、ジープ・ラングラー、メルセデス・ベンツGクラス、レンジローバーだって、ここまで振り切ることはしないでしょう。
オンロードのはなし、ほぼゼロww
すげぇ。
ここまでの割り切り。
ターゲティングとは対象を絞り込むことですから、ここまで思いっきり想定ユーザーを絞り込んでいるのが素敵です。
コミュニケーションの話をする時に、ペルソナだ、カスタマージャーニーマップだ、なんやかんや言っていますが(自分でもね)。いざ、実際に作り始めると、ここまで思いっきり割り切ることはできなかったりします。
だから、メッセージが届いて欲しい人に届かないのよね。
反省します。
いや~ジムニーが欲しくなった。
できればオープンがいいなw